しわ・陥没・傷

ボトックスの原理と特徴

ボトックスは、筋肉を麻痺させるのが特徴です。シワの近くに有る筋や、アゴの横に有る大きな筋肉を上手く麻痺させることで、シワを取ったり、顔を小さく見せたりすることができます。
顔面の中で人気のシワ取りは「額のシワ」と「眉間のたてジワ」「目じりのシワ」です。そして、エラの「咬筋」に直接ボトックス注射し、筋肉の働きを抑制することでスッキリしたフェイスラインを手に入れることができ小顔になると、エラボトックスも人気の施術です。
筋肉は継続して使わなければ細くなる性質があるため、注射を数回繰り返すことで、ボトックス注射を止めたあとも癖による表情筋によるシワの解消やスッキリとしたフェイスラインを維持することができます。
所要時間は15分ほどですが、ダウンタイムもほとんどなく、施術を受けた当日から普段と変わらない生活が送れます。痛みに弱い方は、麻酔クリームを塗布し時間を置いてから施術致します。
注射して2〜3日で効果が現れ、7〜10日ほどで十分な効果が出ます。エラの場合は効果をご実感されるまでに2ヶ月ほどかかる場合もございます。持続時間は3〜6ヶ月(おおくは4か月)程度です。
注入部位は1週間程度はマッサージはしないようにして下さい。あらきクリニックでは、アラガン社のボトックスを使用しております。 ※ボトックス注射を施行する医師は、年1回アラガン・ジャパン株式会社の認定するWEB講習セミナーを受講し、受講修了医師として登録しています。

副作用

ボトックスは筋肉の動きを緩める治療です。
表情ジワを起こさなくするために表情筋の動きを緩めるため、ボトックスを打つ場所や過度な量を注入したりすると、表情が硬く不自然になる場合があります。
ただし、通常は周囲から見て違和感が出るほどになることはありません。

ボトックスとヒアルロン酸の使い分け

ボトックスとヒアルロン酸、ご自分にはどちらの治療法がふさわしいか迷われるところだと思います。ヒアルロン酸や以前使用されていたコラーゲン注射などは総称して英語でFiller（フィラー）と言い、「詰め物、埋めるもの」といった意味があります。
すなわち、注射によってしわのへこみを埋める、持ちあげて浅くするという働きがあります。
一方、ボトックスは筋肉の動きを止めることでしわを出にくくさせる働きがあり、深いしわを浅くするというより、表情でできるしわを止めるために用います。

ヒアルロン酸でできる「プチシワ取り」はお顔の気になる部分に注射でヒアルロン酸を注入する処置です。真皮の内側に注入されたヒアルロン酸によるボリュームアップ効果でシワやほうれい線が目立たなくなります。
所要時間は20分くらいです。(麻酔クリームを使用することも可能)施術後すぐ効果を実感いただけます。効果の持続は3〜6ヶ月程です。
（詳しくは先生にご相談下さい☆）

副作用

ヒアルロン酸は、もともと体内に存在する物質で、多糖類の一種なので、アレルギー反応がほとんど起きないと言われています。ですが、医療行為ですので副作用等がないわけではありません。
注射部位に内出血、周辺部に赤みが出ることがあります。また、稀に注入製剤が神経を圧迫して痛みがでることがあります。痛みは時間が経過し、ヒアルロン酸が馴染むことで自然と解消しますが、違和感を感じた際にはお早めにご連絡ください。
特に、赤みや腫れが続く場合はアレルギーや塞栓（注入によって血管内の血流が遮断している状態）などの可能性がありますので、クリニックまでご連絡を頂き診察をお受けください。
注入に使用するヒアルロン酸製剤は、数か月かけて完全に体内に吸収されるため、体内に異物として残る心配はありません。 ※あらきクリニックで使用しているレスチレン®リドシリーズは世界70ヶ国以上で使用されている、美容医療用のヒアルロン酸です。ほうれい線や額、眉間、目尻のシワ改善に最適です。 独自の特許取得術「NASHA™テクノロジー」を用いることで、非常に純度の高い均質な ヒアルロン酸の生成が可能になりました。これにより持続性、リフティングに高い効果を発揮します。

※表示価格はすべて税込みです。

ヒアルロン酸	66,000円（1本）
ボトックス注射（手技料込）	額・眉間・目尻　　各33,000円 小顔（エラ）　　52,800円